これらと同じことが「出会い系サイト」関連事件にも言えそうだ。① の指摘同様に、少年犯罪と共通して、認知件数をあげられない。つまり検挙件数だけしか数値化できない。②と③、④に関しては、少年犯罪のみならず、「める友出会い系サイト」関連事件も、同じことが言える。ただ少年犯罪の場合は、年齢という明確な基準があるため、数値化しやすい。しかし、「出会い系サイト」関連事件は、なにをもつて「出会い系サイト」とするのか――という問題(この問題は、法規制での定義と合わせて、微妙な問題を含んでいる)を始め、どこから「関連づけ」を行うのか、という問題まで、多くは捜査段階の判断にゆだねられる。捜査側が注目していなければ、関連づけた捜査が少なくなる。逆に、注目した捜査関係者が多くなれば、関連づけの捜査は増える。三〇〇二年に増加したのは、法規制問題がからみ、捜査側に注意が高まったことも背景にあるだろう。つまり、「逆援交サイト出会い系サイト」関連の事件が統計上増加となったとしても、真に増加したかは証明しようがない。●携帯電話からのアクセスで事件に巻き込まれるP検挙された「出会い系サイト」関連事件のうち、携帯電話からのアクセスが増えてきている「出会い系サイト」は、携帯電話からのアクセスもできれば、パソコンからのアクセスもできる(サイトによっては、どちらかのみと限定しているものもある)。